おはらい町2題竣工
このブログもすっかり滞ってしまいましたこと、深くお詫びいたします。 年頭以来、コロナ禍にあっても仕事に追われ、更新のタイミングを逸しておりました。ようやく落ち着きを取り戻しましたので、これから再開して参ります。 今後とも …
年頭にあたって
新年あけましておめでとうございます。 旧年中は大変お世話になりました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 いよいよ今日から仕事に取り掛かろう。このような時勢もあって、旧臘は予定していた忘年会も少なく拍子抜けを否め …
我逢人(鮨さかい別店)竣工3
これが「寒梅」の間である。 ここからは、外の壁面に沿って滝のように水が流れるのが見える。3部屋のうちで、ここだけが大きく外に向けて開口があることから、それを活かして作った。 <寒梅の間 窓外の滝を見る> カウンターを矩の …
我逢人(鮨さかい別店)竣工2
全体で100㎡ほどの空間に3部屋を設けたいという。 本店は大きなカウンターに、小さな個室を2部屋設け、全体に板張りとして靴を脱いで上がってもらう形とした。別邸では小さな個室となることから、本店とは異なった趣で、全体を畳敷 …
我逢人(鮨さかい別店)竣工1
工事途中を紹介した、福岡西中州の鮨店の別邸が竣工した。 既に開店してから3か月が過ぎたが、順調な滑り出しのようだ。 携わったところが多くの人に支持されていると聞くと、気持ちが高揚する。 <店主の堺さんとカンター材を確認す …
三沢の数寄屋
幾分秋めいてきて、外に出かけやすくなってきた。 現場が動いていると出ざるを得ないが、熱いさなかのマスクには辟易している。 それでもまだ新幹線も飛行機も空席ばかりで、このままで良いのかと心配になってくる。 …
おはらい町2題
今年は夏が来たのが遅かったが、暑さが厳しく感じる。 カエルも蝉も、虫自体が少ないのではと友人が言っていたがそう思う。 異常気象といわれて久しいが、環境もだいぶ変わっている気がする。 <赤福内宮 …
福岡鮨店別邸<竣工間近>
コロナの影響は多大で、出張の先々で困惑している話を聞く。 まだ東京は収まる気配もなく、元通りの暮らしがいつになったら戻るのかと不安を払拭できない。やはり人は人と接することが楽しく、会って話を交わすことの大切さが身に染みる …
実施設計を上げて
長い自粛生活にもようやく先が見えてきたようで、些か胸をなでおろしている。 2月には、まさかこれほどの事態になるとは想像だにしていなかった。 映画の中での話が現実となって襲ってくるさまはとても恐ろしい。 …
椅子を作る
昨今の時勢で自粛が続き、3月末から家に閉じこもっている。 まさかこれほどになるとは思わなかったが、鳥のさえずりで目が覚め、庭の花を見ては春を感じ、すでに新緑まぶしい季節を肌で感じるのも悪くはない。時間を自由に使えることも …