History 沿革

2002年
暮らし十職一級建築士事務所設立
おかげ横丁だんらん亭、川端屋、仙台Y邸
2003年
五十鈴川畔とうふや(伊勢景観デザイン賞大賞)、堺市茶屋室調査、設計
2004年
伊勢文化会議所五十鈴塾(右王舎左王舎中王舎)、おかげ横丁海老丸、団五郎茶屋改修
2005年
二軒茶屋おはらい町店(中部建築賞)八戸の家益屋茶房おはらい町店、赤福本店改修
2006年
おかげの里プロジェクト新五十鈴茶屋(中部建築賞、伊勢景観デザイン賞、木の建築賞)
福岡左座園茶舗、おはらい町伊勢萬酒造改修、名古屋陽揮荘調査
2007年
福岡左座邸、二見浜千代館、FH(株)茶室設計、おかげ横丁改修、神路屋、粋や、伊勢路裁苑)
2008年
五十鈴茶屋改修、平井くみひもおはらい町店改修、石巻森別邸、京都河村邸、おかげ横丁改修(3店)、
内宮おかげ参道(地下部分)伊勢山口邸
2009年
内宮おかげ参道(上屋)八戸木の家T邸(あおもり県産木造住宅コンテスト最優秀賞)
石巻森別邸庭園、二見浜千代館改修
2010年
東京S邸(埼玉建築文化賞最優秀賞)おかげ横丁西玄関棟(三重県建築賞)、伊勢鹿六庵、
盛岡K邸、伊勢濱田邸
2011年
博多料亭嵯峨野(福岡県美しいまちづくり建築賞大賞)、山形加藤邸、八戸川沿いの家
石巻森芳春荘増築、伊勢野遊び棚改修
2012年
青森料亭うおり、石巻森芳春荘庭園、伊勢市観光協会(三重県建築賞)、盛岡季村邸、
第三銀行おはらい町店、おかげ横丁改修(団五郎茶屋)、府中I邸
2013年
おかげ横丁北口棟、弘前K邸(あおもり県産木造住宅コンテスト特別賞)
2014年
仙台S邸、千葉W別邸
2015年
盛岡K邸音楽室増築、八戸内船渡邸(あおもり県産木造住宅コンテスト特別賞)、
伊勢、宮川の里鄙茅(中部建築賞、三重県建築賞会長賞)、五十鈴茶屋改修
2016年
伊賀くみひも平井おはらい町店、おかげ横丁かみなりやおはらい町店、串本菓子潮ざき南部の家
2017年
福岡 鮨さかい、五十鈴茶屋本店、新五十鈴茶屋一連の改装
小田原平成の城下町、宿場町構想研究会アドバイザー就任
福岡高齢者福祉施設計画、盛岡厨川の住宅
2018年
東京三聖山慧然寺境内整備京都大徳寺瑞峰院餘慶庵
福島三春福聚寺庫裏書院、鈴廣ダイナシティ小田原店
鈴廣ラスカ小田原店
2019年
西白山台の家(あおもり県産木造住宅コンテスト新築賞)、 鈴廣江の浦店、
鈴廣かまぼこの里 里2.0プロジェクト第1弾
2020年
福岡 鮨さかい「我逢人」、小田原箱根商工会議所新会館、
福島 福聚寺(庫裡、旦過寮、書院、大玄関)、おかげ横丁CK計画、福岡D邸
2021年
スターバックスコーヒー伊勢内宮前店、赤福内宮前支店、鎌倉扇ヶ谷の家
かまぼこの里千世倭楼改修(名水喫茶且座、懐石大清水、ギャラリー千恵)、
里山のS
2022年
鈴廣かまぼこの里 里2.0プロジェクト第2弾、左座園天神新店
東松島記念館ギャラリー計画
2023年
鈴廣かまぼこの里 里2.0プロジェクト第3弾、上徒士町の家
2024年
茶陶の工房と茶室福岡 鮨さかい「在掌」三沢の数寄屋

だんらん亭・益屋茶房

だんらん亭外観

益屋茶房外観

五十鈴川への階段

五十鈴川からのアプローチ

茶房入口廻り

内部を望む

五十鈴川を望む客席

橋掛かり

だんらん亭座敷から川方向を見る

広間10畳 床を見る

次の間を望む

三重県 伊勢市

敷地面積
1,005.97m2
建築面積
295.74m2
延床面積
548.31m2
施 工
株式会社広垣工務店

おはらい町通りから五十鈴川へのアクセスを最初に試みた計画である。隣家と連続させながらも別な店舗を構成し、中坪を囲んで川沿いには茶房が建つ。その間を抜けて五十鈴川へ降りられる。複雑に建物同士が連なりながら、川の存在をおはらい町に醸している。

仙台Y邸

外観全体

玄関~取次

客間8畳

居間8畳

畳廊下~中廊下

中廊下を見る

中廊下飾り棚

1階手洗い

茶の間四畳半

2階ホール

客間主室8畳

客間次の間を見る。

ホール飾り棚

宮城県 仙台市

敷地面積
448.21m2
建築面積
192.46m2
延床面積
342.25m2
施 工
株式会社大山建工

全体を数寄屋でまとめた住宅である。市街地にあってもひと際、清楚にと願った。軒を低く抑えた寄棟の屋根が連なり、雁行する廊下は外部空間と融合する。穏やかな佇まいを心掛けた。材料は全て無垢材。北山丸太の柱に秋田杉の造作材、東北の赤松を地板に用いた。

とうふや

五十鈴川からの外観

入口から望む

板間~通り土間を望む

川側縁廊下

土間~南座敷

土間から板間を見る

土縁

20畳から川を見る

離れ8畳、濡縁

川護岸から建物を見る

三重県 伊勢市

第4回 伊勢景観デザイン賞 大賞

敷地面積
566.23m2
建築面積
331.25m2
延床面積
393.59m2
施 工
高山建設株式会社

五十鈴川沿いの立地から、川畔を意識させるべく川に開く計画とした。変形した土地と既存の巨樹からプランが確定した。大きな切妻の主屋から左右に翼を伸ばした外観を構成し、五十鈴川へアプローチする。料理屋であり、夜は行灯の明かりが水面に映える姿が望める。

五十鈴塾右王舎

外観

玄関にわ~式台

中坪から玄関を望む

次の間から中坪を見る

広間東側を見る

広間床を見る

東側縁~庭

通り土間から板間を見る

板間から通り土間を見る

みせ上階座敷

三重県 伊勢市

敷地面積
385.28m2
建築面積
292.41m2
延床面積
389.20m2
施 工
高山建設株式会社

隣家には、伊勢で珍しい平入りの古民家があり、町並みの連続の観点から倣うこととした。
町屋典型の表屋造のプランをもつ。通り土間にはくどが設けられ、薪で飯を炊く講座には子供たちも参加し活況を呈する。開放された座敷はまさに寺子屋で、来塾者を迎え入れる。

五十鈴塾左王舎

外観

表門から玄関を見る

いまから坪庭を見る

坪庭

いまから通り土間を望む

寄付から露地~茶室を望む

広間座敷を見る

入側~玄関

茶室内部

蔵入口

三重県 伊勢市

敷地面積
385.28m2
建築面積
254.32m2
延床面積
289.75m2
施 工
高山建設株式会社

日本の伝統文化を学ぶ塾として計画された。
寺子屋的な塾のあり方から、伊勢の町屋を提案した。五十鈴塾3棟中の1棟である。伊勢独特の切妻屋根に表門を設け、道具蔵が添う。玄関から座敷にわたって庭が面し、その奥には茶室が佇む。南庭は露地を兼ねている。

五十鈴塾中王舎

外観

立礼席

点前座を見る

上階着付け室

三重県 伊勢市

敷地面積
184.62m2
建築面積
127.88m2
延床面積
239.40m2
施 工
高山建設株式会社

五十鈴塾を束ねる事務棟で、左王舎の斜向かいに建つ。切妻塗籠めの外観に下屋が取付く。1階には事務室に呈茶用の椅子席が設けられ、南に流れる姫小川に面して開放される。2階は着物の着付け室などからなり、他の町屋造り2棟の塾棟を補完する。

二軒茶屋

座敷内部を望む

外観

入口廻りを見る

通り土間

髙座敷から五十鈴川を見る

囲炉裏

座敷内部を見る

川側より髙座敷を見る

上階座敷を見る

上階座敷より吹抜を見る

三重県 伊勢市

第41回 中部建築賞

敷地面積
230.88m2
建築面積
163.96m2
延床面積
247.43m2
施 工
高山建設株式会社

間口8m×28mの敷地は五十鈴川に向けての傾斜地に建つ。川魚料理の店柄、川の景観を取込みたいと考えた。間口は狭いが細長い敷地を活かし、段々に川に向かって降りる床座の構成を試みた。2階からも吹抜を通して山姿が望め、川沿いには床を設けて川に繋げた。

八戸の家

外観

玄関~土間、和室を望む

和室~土間、主庭を見る

茶室(趣味室)

子供室

玄関ホール

2階リビング

リビング~ダイニング

階段吹抜

青森県 八戸市

敷地面積
290.62m2
建築面積
125.77m2
延床面積
209.09m2
施 工
株式会社大山建工

夫婦で暮らす家。2階は日当り、風通し、眺望などを重視したプライベート空間、1階は夫妻の多彩な催しに対応するセミパブリック空間とした。材料には県産材だけを用い、節がある材も積極的に使った。天然の柿渋を使って色つけを施すと見違える材料になった。

新五十鈴茶屋

西側から建物全景を望む

西街路から建物を望む

北側から五十鈴茶屋を見る

北側から喫茶棟外観を見る

北側から喫茶棟外観を見る

東側から喫茶棟外観を見る

中庭から五十鈴茶屋を見る

五十鈴茶屋全景

上階ギャラリー入口周りを望む

中庭から喫茶棟を望む

だいどころ吹抜

喫茶棟2階から五十鈴川を望む

西側夜景

中庭夜景

三重県 伊勢市

第40回 中部建築賞
第5回 木の建築賞
日本建築学会作品選集2010
第5回 伊勢景観デザイン賞

敷地面積
1,649.77m2
建築面積
951.61m2
延床面積
2,367.55m2
構造規模
地下RC造、木造2階建
施 工
高山建設株式会社
大成建設株式会社

菓子店舗を中心とした複合施設である。地上部分だけで450坪を構える木造建築である。
内宮への玄関口に立地すると共に、五十鈴川にも隣接し、雄大な自然風景を取込みながら川へもアプローチする。大きな中庭を中心に建物が取り囲み、周辺に別世界を作りだした。

左座園茶舗

店全体を見る

店小上がり

玄関(露地口)

腰掛け、蹲踞を見る

広間8畳 床を見る

広間~小間を見る

小間4畳半 床を見る

鞘の間

水屋

福岡県 福岡市

敷地面積
59.59m2
建築面積
52.48m2
延床面積
145.50m2
施 工
建築工房 悠山想

鉄骨造3階建の改修工事。茶道具商を営む施主の"茶の湯サロンを"との希望から、1階を店舗、2階を茶室、3階を料理教室に計画。全体を数寄屋でまとめた。狭小ながらも密度高い空間となり、1階は玄関から腰掛、2階には広間と小間を併設し、水屋も設けられた。

石巻 森別邸

表門全景

表門

主苑路

苑路から四阿を見る

四阿

滝越しに四阿を見る

数寄屋門全景

数寄屋門

主屋玄関

広間外観

梅見門から露地へ

露地から茶室を見る

露地からの広間外観

玄関

入側

入側から広間庭を見る

広間

広間から茶室を見る

和室8畳から池を見る

和室8畳

宮城県 石巻市

敷地面積
3,300.00m2
建築面積
198.65m2
延床面積
176.86m2
施 工
建築 株式会社 加藤工匠
庭園 福清緑化

広大に展開する別業施設である。建築、庭園ともに設計監理を行った。茶の湯を規範にした建築群と池泉回遊式の庭が融合する。徐々に移りゆく情景が奥深い日本の空間を作り、華やかな別業空間を展開する。

内宮おかげ参道

北入口内部

地下展示

展示全体を見る

南入口内部

展示屏風絵

南入口上屋

小屋組を見る

地下の展示風景

北入口より地下展示を見る

展示屏風絵

北入口より上屋全体を望む

三重県 伊勢市

上屋面積
169.08m2
地下道面積
346.30m2
事業主
伊勢文化会議所
建築
高山建設株式会社
陶板制作
大塚オーミ陶業株式会社
近江窯業株式会社 大小屋

市営駐車場からおはらい町へ抜ける地下道に、門脇俊一画伯の屏風絵を展示することとなり展示設計、上屋設計を依頼された。
京都三条大橋を起点に宝永年間の参宮道中を描いたもので、地下道を現代と伊勢を繋ぐタイムトンネルに見立てた。特殊な陶板で制作し、屏風の形そのままに展示した。

木の家 T邸

外観

アプローチ

和室前 中庭を見る

玄関~アウトドアリビング

玄関ホール

リビング~ダイニング

リビング~和室

リビング吹抜を見る

ダイニング~リビング(夕景)

和室から濡縁を見る

2階子供室~吹抜

吹抜を見る

浴室

廊下 玄関ホールを望む

外観(夕景)

青森県 八戸市

第2回あおもり産木造住宅コンテスト最優秀賞

敷地面積
486.00m2
建築面積
135.99m2
延床面積
162.15m2
施 工
株式会社 大山建工

20代の家族が住む木の家。疎らな新興住宅地のため道側を閉じて、内に開くプランとした。
屈折する動線は多彩な景色を生み、各部屋が巧みに外部と繋がることで、豊かな空間が展開する。全てを県産材で整えている。

東京 S邸

古代朱の板格子

外観

主庭から見る家族室

アプローチ

若夫婦玄関

階段

家族室

家族室から主庭を望む

引込み戸を閉める

家族室の架構

両親玄関

玄関見返し

ダイニング

茶の間

茶の間からダイニングを見る

両親庭から主庭を望む

若夫婦 階段室

ダイニングからリビングを見る

リビング奥の書斎

リビングから空を望む

寝室

東京都 練馬区

敷地面積
367.56m2
建築面積
174.87m2
延床面積
316.82m2
施 工
株式会社 大山建工

東京都心に立つ二世帯住宅である。若夫婦が望むモダンな木の家が形になった。両家族が集う空間を家の中心に設け、二世帯三世代の家族がプライベートを保ちつつ触れ合える。
伝わる桜の古木を活かし、道路から隔たる空間を懐深く取り込んでみた。

おかげ横丁西玄関棟

外観

西妻面外観

南側外観

入口付近

みせ内部1

みせ内部2

みせ吹抜

吹抜からみせ入口を見る

みせ小上がり

三重県 伊勢市

第30回 三重県建築賞入選

敷地面積
398.54m2
建築面積
313.10m2
延床面積
743.38m2
施 工
日本土建株式会社

おかげ横丁西入口に建つ。倉庫機能を中心に道に面する部分を店としている。機能上鉄骨造として大空間を得る一方で、みせ部分は町並み景観上から木造とし、全体を混構造として整えた。伊勢の外観的特徴を取り入れて周辺環境と馴染ませ、ボリュームの軽減を図りながら纏めた。

盛岡 K邸

外観

玄関

玄関から土間を見る

土間より庭を見る

土間よりリビングを見る

リビング

リビングからダイニングを見る

キッチンから自生の林を見る

ダイニング

ダイニング~リビング

和室からリビングを見る

洗面~浴室

2階スタディコーナー

吹抜小屋組

ロフトを持つ子供室

岩手県 盛岡市

敷地面積
435.37m2
建築面積
130.30m2
延床面積
215.16m2
施 工
株式会社 大山建工

夫婦と子供5人が暮らす住まいである。
八戸の家を見て設計を依頼された。南には自然の林が迫り、敷地を見た当初からこの緑を暮らしに取り込もうと決めていた。 吹抜いたリビングの南面を大きなガラスとして木々の緑を取り込む一方、木材を縦横に組んだ架構が空間を引き締める。

料亭 嵯峨野

外観

外観入口

入口周り

玄関

玄関見返し

中庭

椅子席

椅子席全体を望む

15畳座敷

15畳座敷 床を見る

12.5畳座敷

12.5畳座敷 床を見る

主庭から川を望む

残月の間

残月床を見る

残月 露地

四畳半

茶庭露地を見る

大広間

大広間舞台

大広間 床を見る

大広間 側面

大広間 舞台庭から川を望む

福岡県 博多区

敷地面積
997.00m2
建築面積
745.28m2
延床面積
922.80m2
施 工
株式会社 淺沼組九州支店

福岡の老舗料亭で住吉神社にほど近く、那珂川に沿って建つ。大小さまざまな座敷を真行草で纏めた。花柳界の舞台はもちろん、茶の湯など各種文化サロンとしての役割も果たすよう、現代に生きる料亭を目指した。
数寄屋を基調におき、庭園と一体となった座敷空間が展開する。

川沿いの家

外観

外観

南側外観

丸太梁と腕木

玄関土間から和室を見る

階段

階段

2階階段回り

リビングから川面を望む

リビング

リビング小屋組

リビングから川面を望む

キッチンからダイニング

外観(夜景)

青森県 八戸市

敷地面積
417.31m2
建築面積
127.26m2
延床面積
198.10m2
施 工
株式会社 大山建工

八戸郊外の市民病院に近い住宅地に建つ。
南には新井田川が流れ、対岸に広がる林の先には山並みが連なる。
この景色を活かすべく、2階に生活の場を展開させ、1階は来客などのパブリックな空間を取り合わせた。リビングのソファに座して川面が見えるよう、川からの距離と床高を決め、川に視線が流れるよう、構造体の架構にも意を払って纏めた。

伊勢市観光協会

外観(夜景)

外観

土間へっつい

土間

1階板間

1階板間

板間から中庭を望む

板間から土間を見る

縁廊下

南側外観

外観

三重県 伊勢市

敷地面積
387.78m2
建築面積
152.81m2
延床面積
249.67m2
施 工
株式会社 堀崎組

外宮の森を背景とした場所に立地し、観光 行政の拠点となる。そのような主旨から、建物は伊勢の伝統的な町家をモチーフとし、建築自体も木造の伝統工法を採用した。界隈は伊勢の大祭り会場に近接しており、1階の広い板間は様々な使い方に対応させるべく設けた。本格的な木造として作ることで、行政の建築のあり方に一石を投じた。

府中I邸

外観俯瞰

門から見る外観

玄関構え

玄関

玄関

廊下

和室

和室から茶の間を見る

茶の間から庭を望む

茶の間

茶の間濡縁

ダイニング

ダイニング吹抜

吹抜上部から望む

ダイニングから茶の間を見る

東京都 府中市

便所

敷地面積
470.12m2
建築面積
129.42m2
延床面積
184.03m2
施 工
株式会社 大山建工

二世帯住宅として計画された。辺りは閑静な住宅地で、先代から伝わる柿の木がシンボルとして残っていた。その木を囲むよう 各室を配置し、構造体のもつダイナミックな展開を活かして構成している。木が大好 きという若夫婦からの依頼とあって、木造の伝統技術を活かした現代の住空間を模索した。

おかげ横丁北口棟

外観全景

外観

ふぐや内部土間

すしや内部カウンター

すしや個室カウンター

すしやカウンター

大階段

大階段と吹抜

吹抜上部小屋組

2階大廊下

2階大廊下

ふぐや座敷

ふぐや座敷

すしや座敷

便所

座敷入口

すしや座敷から横丁を望む

すしや座敷から月見台を望む

三重県 伊勢市

敷地面積
413.31m2
建築面積
298.08m2
延床面積
673.88m2
施 工
株式会社 高山建設

内宮参道のおはらい町から入る露地に建つ。 おかげ横丁の北の入口でもあり、横丁創設20年にあたって整備された。歴史観漂う辺りの風情に合致するよう、本格的な町家建築の造りとしている。ひとつの建物に 2店が入るため、中心に大階段を掛けて繋いでいる。屋根の多様さは内部空間に及び、さまざまに異なる空間が展開する。

山口邸

外観全体

西側アプローチ

南側建物全景

和室10畳

和室からリビングを見る

リビング

キッチン~ダイニング

ダイニング

リビング~階段

バスコート

1階手洗

寝室8畳~中庭

三重県 伊勢市

敷地面積
456.04m2
建築面積
137.22m2
延床面積
177.44m2
施 工
有限会社 扇光

敷地を活かした、家族4人のゆとりあるプランが計画された。かねてより"木造で建てたい"と希望する施主夫妻の思いが実現した。材料は地元産の杉をふんだんに用い、色付けを施すことで材料を整えた。部屋ごとに表情を変える空間に、内部は力強い木の架構が現れる。