棟梁 中里政義
新春のお慶びを申し上げます。 旧年中はブログの更新も滞り、思うように仕事を伝えられずにおりました。 年々なまけ癖が募るばかりで、恥ずかしいことながら、本年もよろしくお願いします。 <中里政義棟梁> 年も明けて、昨日から少 …
歳末にあたって
今年も残すところわずかとなった。 まだ仕事は残っているものの、何かと慌ただしさばかりが募って手につかない。 賀状も手がつかず、書かねばならないことも手つかずだ。それでもクリスマスともなると、今年も終わるんだという実感に包 …
三沢の数寄屋<屋根>
すっかりと更新が途絶えてしまって、何とも忸怩たる気持ちが拭えない。 コロナが次第に落ち着きを見せ、仕事の方も動き出して出張が続いている。 それでも、やることが詰まっている状況には満足している。 暫く頑張って、乗り切りたい …
三沢の数寄屋<上棟>
すっかりブログの更新が滞り、誠に忸怩たる思いでいる。 コロナ禍で仕事のキャンセルもあったが、ここにきて以前の状態に戻った。とにかく出張続きで机に向かっている時間がないので、移動中にノートに向かってスケッチする時間が長くな …
伊勢事務所移転
すっかりブログの更新が滞ってしまい、申し訳ありません。 実は、伊勢を中心に活動してきた伊勢事務所を、5月17日を以て移転しました。 以下、ご挨拶を申し上げます。 伊勢で仕事をはじめ、早や25年が経ちました。 この間 伊勢 …
三沢の数寄屋<建て方開始>
以前紹介した青森県三沢市に建つ、数寄屋の建て方が始まった。 敷地が1500坪強ある中に、平屋建てで延べ面積が200坪ともなる建築を作る。図面ではわかっていても、これほど大きいものかと改めて実感している。 …
里山のS<竣工3>
小さな建築でもあり、室内はワンルームとしながらも、奥に引込戸の障子を立てて、緩やかに寝室空間を仕切っている。南側は全面に開いた高さ2400ミリの大開口として、室内に雄大な景色を余すことなくパノラマに取り込む。 …
里山のS<竣工2>
北側道路からのアプローチと並行して、下段の敷地からのアプローチも用意している。下段の敷地は未完成ながらも果樹園を想定し、来客に対しては歩いて果樹園を巡りつつ、苑路の木段を登りながら上段に建つ建物へと誘導する。 …
里山のS<竣工1>
小田原板橋の丘陵地に、セカンドハウスとして計画された。 小田原はかつて海岸地域を中心に、伊藤博文の滄浪閣をはじめとする別荘が多く建てられた。しかし1902年の小田原大海嘯によって被害を受けてからは、丘陵地帯であるこの地域 …
年頭にあたって
新年あけましておめでとうございます。 コロナ禍が続き、社会全体が消極的になっている中にあって、小さな自分の仕事を通じてでも、意気軒昂にと願っている。 4日から出張となった今年の始動で、既に正月気分もすっかり抜けてしまった …