茅葺きの家
正月明け早々、また腰を痛めてしまった。 年末年始、畳の生活が続いたのが原因だろう。 日本建築を志す人間としては、些か恥ずかしい。 やっとこの数日復調しつつあるが、この腰とは長い付き合いになるかも知れない。 …
おかげ横丁北口棟ー上棟ー
今日から静かに始動しようと机に向かった。 昨夜の痛飲も漸く抜け、清々しく新年を迎えた。 今年もさまざまなプロジェクトが控えており、昨年の課題も克服せねばならない。 筆硯も新たに望もうと思う。 …
一年を振り返り
ようやく今朝方、千葉の実施設計にめどがついた。 考えたように納まりがつき、まずは一段落といったところか。 年明けに設備に出して纏めとなるが、先が見えたとあって安堵している。 師走も残すこと数日、今年もこれで暮れる。 …
おかげ横丁北口棟ー建て方ー
千葉のとある別邸の実施設計に掛かっている。 漸く全体の矩計りを決め、外観内観とも意匠が固まってきた。 日本の良き形を数寄屋に求め、流れる屋根の佇まいを核に纏めてみた。 これで施主の諒承を得られれば、本格的に作図に掛かる。 …
料亭の建築ー懇親
いま弘前から帰る列車の中にいる。 今朝、青森からの移動は小雨だったが、昼前から雪に変わった。 垂れ込めた曇空を、風が音を立てて吹き抜けていく。 今日は前回紹介した住宅の地鎮祭で、ご家族を囲んだ厳かな式だった。 …
弘前K邸、ほか近況
すでに11月も中旬に差し掛かり、庭のハナミズキも紅くなった。 秋の季節は一瞬で、急流を下るように姿を変えていく。 先日の八甲田も紅葉は見頃を過ぎ、伊勢はやっとほのかに色づきだした。 振り返っても、このひと月は多忙を極めた …
仙台S邸(設計納品)
やっと弘前の住宅も基本設計が纏まり、これより実施設計に入る。 出る機会も多く、四阿の引渡しを経て伊勢へ行き、現場を見てから青森へ。 その間、千葉の計画を書いて先にお送りし、明日からはまた、岩木山の麓に飛石の材料を見に行か …
四阿(あずまや)
ある別邸の計画が纏まらず、難渋している。 1千坪の既存の日本庭園に嵌め込むのだが、なかなか思うようにいかない。 ホームページを見て依頼してくれた方だが、辛抱強く待ってもらっている。 もうひと息なのだが、できればいい建築に …
きざみ
ここ暫く籠もって書いた実施設計が、今朝おわった。 気力は充実しているつもりでも、年ごとに衰える体力の埋め合わせはできない。 先日作った老眼鏡を、掛けて書いた初めての図面だが、これぐらい裸眼で見えたのにと思いながら、机に向 …
第三銀行 おかげ横丁出張所
これから年末に掛け、目白押しに実施設計に取り組まねばならない。 相変わらず外に出る機会が多く、腰の具合もはかばかしくないのだが、弱音などいっていられない。 体調を整え、精魂を傾けたい。 < …