串本の町家<完成間際>
正月明けに風邪を引いたこともあって、出張を延ばして、新たな計画や現場の建具図などを籠もって書いていたが、気付けば本調子に戻っていた。 まだ待たせている人もいて、早く掛からねばならないこと山積みである。 今年もこれで始まっ …
第3回埼玉建築文化賞最優秀賞
新年明けましておめでとうございます。 旧年中は小欄をご覧戴きありがとうございました。 本年も相変わりませず宜しくお願い申し上げます。 <東京S邸 家族室外観> 正月の行事も終え、今日から机 …
年の瀬を迎えて
今冬は殊のほか暖かく、師走気分に全くならない。 とはいえ、残す日もわずかとなり、次第に年の瀬となった。 各地で仕事納めと称して忘年会が続いてきたが、みなと笑って呑めるのであれば、今年一年良かったと思わねばなるまい。 …
南部の家<完成間際>
師走に入り、既に10日が過ぎた。 今月は出張続きで、家にはほとんど帰っていない。 月内に完成させる現場があるせいか、良い緊張感に包まれている。 21日まではこれが続く。 <南部の家 リビング …
第8回 あおもり県産木造住宅コンテスト「特別賞」
11月も差し迫り、いよいよ残る日を数える候となりました。 皆さまお変わりございませんか。 事務所はフル稼働で追い立てられています。 遠方の現場が多いとあって、近頃の事務所はもぬけの殻です。 …
串本の町家<上棟>
10月を掛けた実施設計が完成し、先日図面を納めてきた。 その後、数社による現場説明を行い、見積もり依頼を終えたところである。 設計としてはこれがひとつの区切りで、些か胸をなで下ろしている。 気付けば落葉も終盤を迎え、季節 …
実施設計に
秋もしだいに深まり、庭のハナミズキも紅葉が始まった。 家にいるときは、私が落ち葉拾いをするのだが、一本の木にこれほどの葉があるのかと驚かされる。 今年もさっそく、外箒を新調してその日に備えた。 < …
伊勢の町家「伊賀組紐」
8月をかけた実施設計を月始めに納め、立て続けに各地の現場を巡っている。 図面に向かっていると年々体力の低下を実感するが、これも致し方ない。 気づけば田畑の刈り入れも終わり、ちらほら彼岸花も咲きだした。 …
茅葺きの家<造作>
今日から八月に入ったが、毎日酷暑が続いている。 ようやく出張も峠を越え、今朝から机に向かいだした。 庭木の葉がよく落ちるのは、梅雨明けから急に暑くなったせいか。 蝉の鳴き声も、今年はあまり聞かない。 …
南部の家<流れと池>
梅雨の長雨で、各所の現場も仕事が進まない。 それを良いことに、懸案の計画を纏めつつ、出張へと向かう日が続いている。 昨日も名古屋から小田原と打ち合わせを終え、来週からの出張に備えるため、一旦戻って朝から図面を睨んでいる。 …