求人募集
早や6月というのに、まだ肌寒い日が続きます。 とはいえ、事務所は日々に追われ、熱気醒めやらぬ状態です。 改めてご機嫌お伺い申し上げます。 若い人材を求めます。 業務遂行にあたり、暮らし十職は設計スタッフを募集します。 詳 …
箪笥
めっきり箪笥を見かけなくなった。 若い人では、箪笥を持っている人の方が稀であろう。 狭い住宅事情はもとより、仮住まいを転々とせざるを得ない状況では、これも致し方ない。昨今の、ウオークインクロゼットならぬ収納空間の偏重は、 …
東京S邸竣工ーまとめ
引き渡してから2ヶ月近くになる。 先ほどもSさんから電話を頂き、改めてお宅に招かれた。 今日は桜花の後の剪定で、庭師の加藤孝志もS邸にいる。 監督の大山 聡にも、お父さんから度々電話があるようだ。 …
東京S邸竣工ー5
若夫婦の玄関から2階に上がる。 吹抜の階段を上がると、下階の庭を見下ろす大きな窓を望む。 ガラスに囲まれた階段は、迫る隣家を感じさせないほど明るい。 階段段板の赤松と手摺りに使った杉の感触が、触れるほどに柔らかい。 …
東京S邸竣工ー4
細目格子の戸を開けると、両親の玄関になる。 和を望まれたことから、少々数寄屋の味付けをして導入路とした。 正面を大きく開き、戸を開けた途端、敷地いっぱいの奥行きが飛び込む。 閉じたアプローチと一転して空間が広がる。 …
東京S邸竣工ー3
玄関から廊下を挟み、その奥が、客間兼用の家族室となる。 廊下は両親の住まいに通じ、家族互いが自由に使うことができる。 家族同士がふれあう季節の行事や食事会、それぞれの友人知人を集めた催しも可能だ。家の中のパブリックなスペ …
東京S邸竣工ー2
桜も五分咲きとなり、あっという間に4月になった。 引き続き紹介していこう。 塀に沿ってアプローチを東側に、路地状に設けた。 二世帯の住まいへの導入路となる。 <アプローチを見る> 周辺が …
東京S邸竣工ー1
東京S邸が竣工した。 当初、昨年末の工期で始めた工事だが、やはり仕事が難しかったか。 最後まで大工が残り、建具、設備らの職人には竣工直前まで迷惑を掛けた。 それでもSさんには大いに喜んでもらい、名残を惜しみつつ引き渡して …
住宅3題
朝方早くから仕事をする癖があって、随分と立つ。 冬から春にかけてのこの時期、日ごと夜明けが早まるのが分かる。 春が近いせいだろう、窓の曇ることもなくなった。 いま進めている住宅について、少し紹介しよう。 …
学会作品選集に選定
相変わらず事務所は、昼夜ともにバタバタした空気です。 昨日まで東京で引渡しと思ったら、明日は福岡へ。 山形で仕事が決まったり申告の時期とも重なったりで、目下戦争状態です。 改めてご機嫌伺います。 …