山口邸外観

設計図だけでは自分の家がどのような姿になるのか・・・・・。
分かりにくいお施主さまにとって、パースで明確なイメージを掴んでいただくことは
『これからこういう家を作り上げていくんだ』と、強く意志を固めていただく上でも大切なことだと思います。

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自分でいうのも何ですが、私が住みたいと思える家です(笑)
伊勢は基本的に妻入り(屋根が山形になっている壁面が正面を向く)が多いのですが、駐車場の関係で道路から玄関が入り込んでいるため、瓦屋根を大きく見せる平入り(屋根の平らな側が正面に)としました。
道路から見て屋根が大きく吹き下ろされてくる外観は、かなり特徴的だと思います。
道路に近い腰板の意匠は寝室部分。道路からの喧噪と視線から守るように、中庭の塀が取り囲んでいます。
また2階バルコニーには木組を露わし、隅の柱には7寸角(21センチ)の大黒柱が立ちます。
木造ならではの力強い架構と美しさの意匠です。
アプローチ正面には山口邸のシンボルツリーを・・・・・
この木とともに育っていく家を願って。
   (かりの)