立春も過ぎ、あっという間に季節が過ぎていく。
今年は殊のほかに暖かい日が続いたが、ようやく冬らしくなった。
仕事に追われる日々に、すっかりブログの更新も滞ってしまったが、昨年の師走から待ったなしの仕事が重なっていて、改めて時間の大切さが身に染みている。
<南側全景を見る>
扇ヶ谷の家が、ようやく実施設計のめどがついた。
若いご夫妻のお家だが、木に対する熱い思いがあって依頼を受けた。
閑静な住宅地でありながら、近くには小高い山も望まれ、敷地の裏手にも保安林に指定されている山を背負った申し分ない環境に建つ。
南に大きく庭を取って建物を開放するとともに、裏手に広がる緑も取り込みながらまとめてみた。
<リビングダイニングを望む>
今年いっぱいで完成の見込みだが、楽しみな住宅である。
追って詳しく紹介していきたい。
めどが立ったその先から、新たな実施設計に取り組んでいて、これから夏までにまだ4件の仕事が待っている。
ひとつひとつの仕事に誠意を込めて取り組みたい。
(前田)