西白山台の家

新春のお慶びを申し上げます。
早々に賀状を頂戴し、暖かい言葉や励ましを頂きましたこと、改めて御礼申し上げます。本年もより自らを律し、邁進していこうと思います。
どうぞ相変わりませず宜しくお願いします。

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                <西白山台の家 外観>
大晦日から家人が急性胃腸炎になり、また昨夜ひとり転移し、散々な年明けを迎えた。通例3日が新年会で、友人知人を集めて一席を設けるのを習わしとしているが、本年は32年続いた会をやむなく中止とせざるを得なかった。
それでも私だけが何ともなく、皮肉なものだが致し方なく、先ほどから机に向かいだした。歳末に少し嬉しい話しがあって、そうしたことも心を軽くしてくれているのかも知れない。
少し待たせてしまった住宅の実施設計を、これから書き進める。
昨年一年をかけて、基本設計を煮詰めてきたご夫妻の家で、木の家が大好きな夫妻のために書いた。

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                <西白山台の家 内観>
詳しくは改めるが、今年はより以上に気を引き締め、望みたいと思っている。
周りにいてくれる友人知人の有り難さが、昨年大いに身に滲みたこともあり、初心に立ち返って自らを見つめ直し、良い建築を作っていこうと思う。
これまでと変わらぬご叱正ご鞭撻をお願いし、一年の仕事始めとしたい。
  (前田)