先日来、友人の家の設計を頼まれてお手伝いをしてました。
プランが決まり、空間の雰囲気も了解を得て最後に照明へと話がいきます。
大きなリビングだったので、所々の明るさを変えることで、それぞれの空間の演出をしようと張り切って提案したわけです。

当然、友人もこれまでのように喜んでくれるだろうと思っていたのですが、あっけなく却下。
それでも、二度ほど手を替え品を替え話をしたのですが、気に入って貰えませんでした。
その理由が、
「暗いのは嫌」
大きな空間を、天井から均等に照らす蛍光灯になるそうです。
ところで皆さん。私どものHPはもうご覧頂きましたでしょうか？
これまでも随分と照明を作って参りました。折角暗い夜を、昼間と見間違うばかりの明るさにしてはもったいないと思いませんか？
もっと暗闇を楽しみましょう！
天井からの照明。壁からの照明。床からの明るさ・・・・。

行灯のように脇からの明るさも・・・。

それぞれの場所に相応しい明るさを考えるのも立派な空間づくりだと思います。
新五十鈴茶屋でもこの絵を初め、各種30タイプ程の様々な灯具を製作、デザイン中です。
心知った岐阜の職人と、飛騨の匠が神経を集中してこれらのデザインのもと、製作に取り組んでくれています。
今までの灯りをちょっと変えてみるだけでも、随分と雰囲気が変わりますよ。
如何ですか？
(かりの）