和家具

Japanese Furniture 和家具


竹籠編行灯

H=1,100
径=380
白竹籠編、白竹、木部OS塗装、和紙貼り

椅子座空間の行灯として製作した。光が拡散するよう大きな曲線で構成し、火袋を大きく取った。台座を陶器とし、格調ある意匠性に配慮した。



鉄五角形行灯

H=1,200
径=400
スチールプレート加工 焼付け塗装、亀甲金網、和紙貼り

五十鈴からとって五角形の意匠とした。和菓子の優しさと美しさを形にと模索した。
ほんのり膨らみをもたせ堂々とした佇まいを心掛けた。机には同意匠の小型行灯を設えた。


竹筒編行灯

H=860
径=270
白竹籠編、白竹、台座 陶器製、和紙貼り

座敷の行灯として計画したため、座卓の高さへ光源が来るよう低めに作られている。
支柱に竹、台座を陶器で作った。柄の部分も陶器とし竹に貫通しで納めた。



魚籠型行灯

H=850
径=350
白竹籠編、白竹、木部OS塗装、和紙貼り

川沿いの料理屋らしく魚籠を型取った。
光量の加減を火袋の上下調整で可能とした。
支柱の土台には魚網の蛇篭を意匠に、安定を図った。


とうふや行灯

H=850
D=240
白竹籠編、白竹、台座溜塗り

とうふやの店にアレンジした。
豆腐を串刺しに台座を田楽箱に見立てた。
照明交換用に竹上部は縄で結ぶ。火打ち石ならぬ引出しを設け意匠性をもたせた。

脚元行灯

H=760
径=270
スチールプレート加工 焼付け塗装、亀甲網、充電バッテリー内蔵

外部脚元用の行灯。防水型。
内部にバッテリーを内蔵し、昼間充電で夜間中使える。持ち運びも考え軽量化を図った。
プレートマークを亀甲網に張り付けた。


隅切溜塗行灯

H=800
D=270
溜漆塗り、和紙貼り

数寄屋座敷の行灯として製作。
隅切り部分を溜塗りとして、火袋を大きく取っている。台座を末広に安定させ、小引出しに真鍮の取手をつけアクセントとした。

雪洞型行灯

H=900
径=300
真塗り仕上げ、和紙貼り

客座敷の灯りとして華やかさを意図した。
八角形のぼんぼり型とし、座卓のレベルで光源を確保する。細い桟に黒の塗りで全体を引き締め、室内装飾を兼ね備えた。


六角行灯

H=900
径=300
溜め漆塗り、和紙張り、つまみ 真鍮製

座敷行灯として提案した。六角の形は全方向に光が拡散し、溜め漆がほんのり赤く浮かぶ。数寄屋の空間に相応うように形を模索した。

瓢型行灯

H=900
径=320
白竹籠編、白竹、木部OS塗装、和紙張り

町家建築の座敷行灯。瓢箪の形に編むのは難しく、幾度も火袋の試作を重ねた。台座は陶器として光琳波を描き、野趣の中にも品格をめざした。

大行灯

H=1,100
径=380
白竹籠編、白竹、木部OS塗装、和紙張り

大階段の照明として製作した。六角の形を膨らませ、全体におとなしい意匠となるように形を整えた。台座は別注で焼かせた陶器製。


1. 竹籠編行灯

2. 鉄五角形行灯

3. 竹筒編行灯

4. 魚籠型行灯

5. とうふや行灯

6. 脚元行灯

7. 隅切溜塗行灯

8. 雪洞型行灯

9. 六角行灯

10. 瓢型行灯

11. 大行灯