ふたつの計画

ふたつの計画

早くも梅雨に入り、これから鬱陶しい日が始まる。 それでも今年は湿気が少ないようで、今のところは過ごしやすい。 先日まで出張が重なり、これが続くと、夜が寝られないのが辛い。                <ふたつの計画の下 …

茅葺きの家<茅葺き>

茅葺きの家<茅葺き>

桜の季節も過ぎ、若葉が一斉に芽吹きだした。 この4月の長雨には悩まされたが、漸く春爛漫の候となった。 田植えも始まり、山々の新緑も色鮮やかに、目を楽しませてくれる。                   <妻面の茅を葺く> …

鬼を作る

鬼を作る

庭のハナミズキが満開になった。 桜と違って、枝につく白い花弁が一斉に開くので、華やかさが際立つ。 我が家となると私も無精で、手入れも構わず放ったらかし。 それでも春ともなると花をつけ、目を楽しませてくれる。        …

南部の家<庭仕事開始>

南部の家<庭仕事開始>

早や桜も三分咲きとなり、今日明日には満開を迎えそうだ。 何となく気ぜわしいこの季節だが、今年は珍しく家で過ごしている。 ここは桜の町で、天然記念物の蒲桜をはじめ、桜の名所には事欠かない。 久々に桜を楽しもうと思っている。 …

串本の町家<始動>

串本の町家<始動>

冬から春へと移るこのときは、まるで激流のごとく変わる。 土を覆う草も山も、空気の色までが昨日と違い、湿った柔らかさに包まれる。 気付けば、梅に続いて木蓮も咲き出し、桜も幾分つぼみが膨らんだようだ。             …

茅葺きの家<上棟>

茅葺きの家<上棟>

春の雨が続き、少しずつ暖かさが増してきた。 庭のハナミズキも次第に芽がふくらみ、春の近さを予感させる。 先月、実施設計の納品を終え、また彼方此方と飛び回る日が続いている。                <茶畑越しに建物を …

南部の家、盛岡増築

南部の家、盛岡増築

大寒を迎え、庭に霜柱が立つ日が多くなった。 現場への出張を挟みながら、今は実施設計に余念なく取り組んでいる。 3月に埼玉建築士会から講師を頼まれ、何か気の利いた話をと考えるものの、やはり自分のしてきたことしか話せないかと …

年頭にあたって

年頭にあたって

新春のお慶びを申し上げます。 旧年中はご愛顧を賜り、ありがとうございました。 本年も相変わりませず、宜しくお願い申し上げます。 今日から少しずつ始動していこうと思う。 机の前に座りたくない気分は拭えないが、仕事は待っては …

年の瀬にあたり

年の瀬にあたり

歳末の出張を回り、各地で仕事納めとしながら酒席が続く。 やり残しや、失策などの悔いも残るが、皆と一緒の時間は心地よい。 年の瀬に気持ちが楽に感じられれば、まずは良しとせねばなるまい。 24日まではこのような状態が続く。 …

南部の家<始動>

南部の家<始動>

少し余裕があった夏を後目に、秋とともに追われる毎日を過ごしている。 計画の詰めや実施設計で一杯の頭を抱え、合間を縫って出張に出る。 東北の紅葉も今が旬で、車窓から眺める山の色づきに、暫し見とれていた。 秋の日は束の間で、 …