年頭にあたって

新年あけましておめでとうございます。
コロナ禍が続き、社会全体が消極的になっている中にあって、小さな自分の仕事を通じてでも、意気軒昂にと願っている。
4日から出張となった今年の始動で、既に正月気分もすっかり抜けてしまった。
子供のころは正月が長く、もっとゆったりしていたことを思い出す。
前のめりになって、ひたすら邁進し続けることが自分を前進させることとこれまできたが、そろそろ無理のない歩み方で、自分がやりたいことを見据えた方向に舵を切っていこうと思いだした。
11、天然素材「鈴」とその周辺のコピー.jpg
4年越しの計画がようやく昨年末に纏まり、まだ全貌をお見せすることはできないものの、微力ながらも蓄えてきたものを傾注して整えられたと思っている。
大きな計画とあってCG動画も併せて製作しており、もうすぐ完成するのが目下の楽しみである。
また旧臘には、3年前から掛かった計画が動き出しそうだと施主から連絡が入り、静かに心躍らせている。
龍隠庵計画2.-3.jpg
正月に子供たちが帰省し、年々彼ららしい考え方が構築されてきている姿を見ると嬉しくも頼もしい。自分もこうしてきたのかは疑問だが、顧みれば生きていくことの大切さは痛感させられる。叶うことに期待せず、信じるものに迷わず突き進む力みたいなものをひしひしと感じた。
私自身は牛歩よろしく、その後を追って、一歩一歩を刻むように歩いて行こう。
今年もこれで始まった。
改めて本年もどうぞ宜しくお願いします。
  (前田)